製造元の商品説明
甘くフルーティな吟醸香が芳醇なビール。にごりがあり、飲みごたえも。ぜひ一度お試しを。秋田あくらビールが秋田県立大学と共同開発した、日本酒吟醸酵母+ドイツ由来のビール酵母の交配から生まれた新酵母「秋田吟醸酵母」(特許第5724131)を使用。
ヴァイツェンベースの麦芽配合で、甘やかでフルーティなアロマが非常に高く、少しにごりがあり、飲みごたえのあるボディが特徴。
2015年 インターナショナルビアカップ 銅賞(エクスペリメンタルビール部門)
2016年 アジアビアカップ 銅賞(エクスペリメンタルビール部門)
2017年 インターナショナルビアカップ 金賞(エクスペリメンタルビール部門)
2018年 インターナショナルビアカップ 金賞(エクスペリメンタルビール部門)
2019年 インターナショナルビアカップ 金賞(エクスペリメンタルビール部門)カテゴリーチャンピオン

容量:330mL
引用元:あきた吟醸ビール – 秋田あくらビール公式ウェブサイト
製造元情報
秋田県秋田市に醸造所を構える「秋田あくらビール」。戦前は日本酒の蔵だった場所をビール醸造所として蘇らせた珍しいブルワリーです。「あくら」の名前は「蔵」に由来しているとのことです。おいしいお酒はすべて蔵から生まれるという考えのもと醸造されています。「発酵王国」秋田の造り酒屋の魂を受け継ぎ、「自然と人間の調和」を理念として、おいしく体にもいいビールを作り続けているとのことです。麹を使ったビールや米を使ったビールなど発酵を上手く使ったビールが特徴的です。
製造元:秋田あくらビールについて – 秋田あくらビール公式ウェブサイト
BEERテイスト
味覚のレベル 1:感じない 2:少し感じる 3:普通 4:他より感じる 5:強く感じる

感想・コメント
開栓すると、バナナのようなフルーティで甘い香りがふわりと広がります。その香りは非常に豊かで、飲む前から期待を高めてくれます。グラスに注いだ瞬間、泡立ちは控えめながらも細やかで均一な泡が見られ、美しい黄金色の透明感が際立ちます。見た目の清涼感と香りの甘さが絶妙に調和しています。
口に含むと、まずバナナのようなフルーティでアロマティックな香りと味わいがダイレクトに広がります。その後、徐々に麹特有の奥深い甘さが感じられ、舌の上でゆっくりと広がる感覚が心地よいです。終盤にかけては、ほのかに麹の酸味が顔を出し、最後に再び甘さが戻ることで全体がスムーズにまとまりを見せます。この甘さの消え際の滑らかさは特筆すべき魅力で、爽やかな余韻をもたらします。
このビールはヴァイツェンをベースにしつつ、麹を用いることで日本独自のアレンジが加えられた一杯です。本場ドイツのビールに比べて、より日本人の味覚に寄り添った仕上がりになっています。フルーティな香りと甘み、そして繊細な酸味のバランスが美しく、日本の伝統とクラフトビール文化が融合した逸品と言えるでしょう。ぜひその独特の味わいを試してみてください。