川根本町ゆずペールエール

製造元の商品説明

静岡県ゆずの一大産地である川根本町で、無農薬栽培されたこだわりのゆずをたっぷり使ったペールエール。川根本町を訪れ、お即自とともにお召し上がりいただきたいという思いを込め(株)KAWANE SENSEと池田谷麦(株)が共同開発したクラフトビールです。

アルコール度:5.5%

容量:330mL

引用元:池田屋酒店の店内醸造クラフトビール


製造元情報

静岡県牧之原市に1871年創業した「池田屋酒店」。

相良の城下町の商店街にて、昔から親しまれている角打ち・立ち飲みの新たな形態を目指し、次期7代目が店舗内に醸造所を構え、クラフトビール作りを始めたとのこと。醸造家は女性で、女性ならではの感性で、さわやかで苦み控えめ、食事に合わせやすい味と香りのバランスにこだわっているとのこと。
手作りの少量生産、手間暇かけた逸品となっております。

製造元:ABOUT | 池田屋酒店の店内醸造クラフトビール


BEERテイスト

味覚のレベル 1:感じない 2:少し感じる 3:普通 4:他より感じる 5:強く感じる

感想・コメント

爽やかな柚子の香りと味わいが際立つ、ユニークなビール体験

開栓すると、まずふんわりと広がる柚子の爽やかな香りが心地よく感じられます。まるで果樹園で熟した柚子を手に取ったかのようなフレッシュなアロマが広がり、期待が高まります。グラスに注ぐと、美しい黄金色の液体が現れ、細かく適度な泡立ちがその上品さをより一層引き立てます。

飲み始めると、柚子のスッキリとした味わいが口の中を満たし、まるで柚子ジュースを飲んでいるような爽快感があります。ビール特有の苦味やコクは控えめで、アルコールの強さをあまり感じさせず、優しい口当たりが特徴です。柑橘系の爽やかな風味が全面に広がり、飲み進めるとほんのりとした苦味が心地よいアクセントとして加わります。この苦味も、ホップ由来というよりは柚子本来の持つ自然な風味で、穏やかに感じられます。

特に印象的なのは、瓶の底に沈殿する成分による味の変化です。一杯目は柚子の甘さが際立ち、ジュースに近い柔らかな味わいになります。しかし、二杯目を注ぐと、より濃厚な柚子の酸味と苦味が強調され、ビールとしての個性がより明確になります。このように、飲むタイミングによって味の変化を楽しめるのも、このビールのユニークな特徴のひとつです。

食後の口直しとして飲むのにぴったりで、脂っこい料理の後でも爽快感をもたらしてくれます。柚子の風味を存分に楽しめるため、柚子好きにはもちろん、ビールの苦味が苦手な方にもおすすめできます。飲むたびに異なる味わいを楽しめるので、一度飲んだだけではその魅力を語り尽くせない、奥深いビール体験が味わえます。

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ユートビア=youとbeer

みんなで日本のクラフトビールを共有したい。そんな思いで開設しました。みんなでビール情報が詰まったサイトを創っていけたらと思います。