製造元の商品説明
その名の通り、愛知特産の「赤味噌(豆味噌)を使用。
麦芽と味噌の織りなす深いコクと飲み口を持つ濃色ラガー。「え!?ビールに味噌?」と侮る事なかれ、数々の賞を受賞する際物ではない完成度の高いビールです。名古屋赤味噌ラガーは2005年に開催した「愛・地球博(愛知万博)」に合わせて開発し地域密着、さらには地元特産品というコンセプトのもとに生まれました。

アルコール度:6%
容量:330mL
引用元:金しゃち名古屋赤味噌ラガー | 金しゃちビールオンライン
製造元情報
愛知県犬山市に醸造所を構える「盛田金しゃちビール株式会社」。
現在の盛田金シャチビールを創業したのは1996年ですが、1884年にすでに盛田久佐衛門さんが「三ツ星麦酒」の試醸に成功していたことから100年以上の歴史や夢を受け継いだ事業とのことです。ビールスタイルを守りながら、日本の風土、食文化や日本の味覚に合った味わいの提供を心がけて、商品化しているそうです。木曽川系の地下水を使用して厳しい品質管理のもと、のどの渇きを癒すだけでなく、香り、味、色をじっくり味わう骨のある商品を取り揃えています。
製造元:盛田金しゃちビールHP~ABOUT US~ – 盛田金しゃちビール ホームページ
BEERテイスト
味覚のレベル 1:感じない 2:少し感じる 3:普通 4:他より感じる 5:強く感じる

感想・コメント
ビールを開封すると、芳醇な麦の香りが広がり、その奥にほのかに漂う赤味噌の香ばしい風味を感じることができます。鼻を近づけると、より深く味噌の芳醇な香りが伝わり、期待が高まります。グラスに注ぐと、クリーミーできめ細かい泡が立ち上がり、その持続性にも優れています。液体の色合いはローストしたアンバーラガーのように美しい琥珀色を呈し、光にかざすとその艶やかな輝きが際立ちます。
口に含むと、まずアンバーラガー特有のコクとまろやかさが広がります。しっかりとした麦の甘みと適度な苦みのバランスが取れた味わいです。しかし、それだけでは終わらず、後味として赤味噌の濃厚な風味がじんわりと広がり、奥深い味わいを演出します。味噌特有の塩辛さは抑えられており、むしろその旨味が際立ち、ビールとの相性の良さを感じさせます。ベースとしてアンバーラガーを採用していることで、ビールの風味と味噌の個性が絶妙に融合し、互いを引き立て合う理想的な調和を生み出しています。
このビールの特徴は、単なるフレーバービールにとどまらず、計算されたブレンドによって完成された奥深さにあります。濃厚でありながら飲みやすく、和食とのペアリングを楽しみたくなる一杯です。